予
| 予
| 予
| - ヨ
- あたえる(あたふ)。
- ゆるす。=与
- われ。自称の代名詞。=余
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豫
| - ヨ
- あらかじめ。あらかじめする。まえもって。まえもって備える。=預
- 気がはれる。よろこぶ。あそびたのしむ。=舒・忬
- 夏の九州の一つ。河南省と山東・湖北両省の一部にあたる。
- 易の六十四卦の一つ。䷏。心のなごやかなさまにかたどる。
- シャ
- 州の学校。=榭・序
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体
| 体
| 體
| - テイ タイ
- からだ。「肉體」
- てあし。「四體」
- かたち。すがた。ありさま。「形體」
- かた。きまり。「政體」
- もの(物)。ある形をもったもの。「物體」
- もちまえ。本性。ものの本体。おおもと。↔用
- みにつける。理解して自己のものとする。
| [体]俗に體の略字として誤用されていた。教育漢字はこれによる。
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体
| - テイ タイ
- 體に同じ。
- ホン
- あらい。そまつな。=笨
- おとる(劣)。
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余
| 余
| 余
| - ヨ
- われ。自分。
| 教育漢字は、俗に余を餘の略字として用いたものによる。
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餘
| - ヨ
- ゆたか。
- あまり。
- のこり。「残餘」
- なごり。
- 余分。
- はした。
- のち。すえ。
- ひま。「餘暇」
- ほか。「餘人」
- あまる。あます。のこる。
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台
| 台
| 臺
| - タイ ダイ
- 上に物をのせてささえる道具。
- 人がすわる、また、寄りかかる臺。「講臺」
- うてな。ものみやぐら。見晴らしのよい高い建物。「楼臺」
- 高く平らかな地。「臺地」
- 中央政府の役所の異称。また、高官の異称。「制臺」
- 敬語として用いる。「貴臺」
- しもべ。=儓
- すげ。=薹
| 教育漢字は、俗に台を臺の略字として用いていたものによる。 国訓 もとの。「臺紙」「臺帳」
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台
| - イ
- よろこぶ。=怡
- われ。わが。
- 「如台」は、如何に同じ。
- タイ
- 星の名。「三公」の意。上・中・下三星あり、三公の象徴とされる。「登台」
- 敬語として用いる。「台安」
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弁
| 弁
| 弁
| - ベン
- かんむり。
- 下級の武士。「武弁」
- うつ(打)。たたく。=抃
- いそぐ。
- バン
- たのしい。=般
| 教育漢字では、辨・瓣・辯の意に用いる。 国訓 べん。 - 辨官の略。
- 独特の話しぶり。または、方言。「関西辯」
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辨
| - ベン
- わける(わく)。わかつ。
- 切って分ける。=判
- 区別する。
- わきまえる(わきまふ)。分別する。明らかにする。おさめる(理)。
- そなえる。(具)
- かわる。=変
- かえす。「辨償」=返
- ヘン
- おとしめる。=貶
- あまねし。=徧
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瓣
| - ベン
- うりのなかご。うりの中身。
- 果肉の一片。
- はなびら。「花瓣」=片
- 機械の液体・気体などの出入りを調節する部品。「安全瓣」
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辯
| - ベン
- わける(わく)。
- 区別して明らかにする。
- おさめる(理)。
- 道理を説きあかす。
- あらそう(あらそふ)。いいあらそう。
- いさめる。
- 言論にひいでている。
- 口だっしゃ。巧言。
- つかう。
- 文体の一つ。論文。
- ヘン
- あまねし。=徧
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担
| 担
| 擔
| - タン
- になう(になふ)。
- かつぐ。おう(負)。=儋
- ひきうける。
- たすける。味方する。
- あげる(挙)。
- にもつ。=檐
- 重量の単位。百斤。
- 容積の単位。一石。
| [擔]儋の異体字。 [担]俗に、擔の略字として用いられている。教育漢字はこれによる。 国訓 かつぐ。 - だます。
- 迷信などを信じる。
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担
| - タン
- うつ(撃)。=笪
- はらう(払)。
- ケツ
- 高く上げる。あがる。=撅・掲
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欠
| 欠
| 欠
| - ケン ケツ慣
- あくび。あくびをする。
- すくない。たりない。=歉
- かける。
| [缺]古くから、俗に誤って欠と混用されていた。教育漢字はこれによる。
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缺
| - ケツ
- かける(かく)。=闕
- こわれる。
- たりない。「補缺」
- 不完全な。「残缺」↔完
- きず。かけきず。「缺点」=闕
- すき。すきま。=闕
- 官職の空位。=闕
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浜
| 浜
| 濱
| - ヒン
- はま。きし。なみうちぎわ。
- はて。かぎり。
- そう(沿)。土地が水べにそう。
- せまる。=瀕
| 常用漢字は、俗に浜を濱の意に用いたのによる。
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浜
| - ハウ ヒン
- 舟を風や波から守るために引き入れるみぞ。
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灯
| 灯
| 灯
| - テイ チン チャウ
- ひ。はげしい火。烈火。
- トウ
- 燈に同じ。
| [灯]俗に燈の意に用いる。教育漢字はこれによる。
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燈
| - トウ
- ひともし。火をともす道具。
- ひ。ともしび。あかり。
- 仏の教え。世の中のやみを照らすこと。「法燈」
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糸
| 糸
| 糸
| - ベキ
- いと。いとすじ。細いいと。
- かすか(微)。すくない。蚕のはくいとひとすじを忽、五忽を糸という。
| 古くから、絲の意に糸を用いることがあった。教育漢字はこれによる。
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絲
| - シ
- いと。
- きぬいと。蚕のはく糸十忽を絲という。
- よりいと。いとの総称。
- いとのように細長いもの。「柳絲」
- いとを張った楽器。弦楽器。
- きぬ。絹糸で織った織物。
- わずかな分量。一の一万分の一。
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缶
| 缶
| 缶
| - フ
- ほとぎ。もたい。水・酒などを入れるかめ。また、秦代には、これを打楽器として用いた。
- むかしの容量の名。四斛、また、一斛六斗。
| 常用漢字は、日本で用いられてきた字形による。 国訓 かん(くわん)。鑵に同じ。 - 金属、特にブリキ製の入れ物。英語 can の音訳。「罐詰」
- かま。「汽罐」
- 金属製の湯わかし。「薬罐」
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罐
| - クヮン
- ほとぎ。
- 水をくむ容器。つるべ。
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胆
| 胆
| 胆
| - タン ダン
- はだぬぎになる。肉体をむき出しにする。「肉胆」=但・袒・襢
[胆]但の別体字。一節に、膻の俗字という。 古くから、膽の俗字として胆が用いられてきた。常用漢字はこれによる。
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膽
| - タン
- きも。胆嚢。胆汁をたくわえておく器官。
- きもったま。たましい。決断力。
- こころ。「肝膽」
- ぬぐう。ふききよめる。
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虫
| 虫
| 虫
| - キ
- まむし。=虺
教育漢字は、古くから虫が蟲の略字として用いられていたのによる。 国訓 むし。 - こどもの病気。かんのむし。
- かんしゃく。
- むすめの情夫。「むしがつく」
- ののしることば。「泣蟲」
- 一つのことに熱中する人。「本の蟲」
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蟲
| - チュウ
- むし。こん虫類の総称。
- 動物の総称。
- とり。「羽蟲」
- けもの。「毛蟲」
- かめ。「甲蟲」
- さかな。「鱗蟲」
- 人類。「裸蟲」
- →虫虫。
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蚕
| 蚕
| 蚕
| - テン
- みみず。
| 教育漢字は、俗に蚕が蠶の略字として用いられていたのによる。
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蠶
| - サン
- かいこ(かひこ)。蚕蛾の幼虫。くわの葉を食べ、まゆをつくる。
- かいこを飼う。「蠶業」
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証
| 証
| 證
| - ショウ
- 明らかにする。あかしをたてる。いつわりがないことをうらづける。
- つげる(告)。
- うけあう。「保證」
- あかし。しるし。=徴
- 〘仏〙さとり。「證得」
- 病気の状態。=症
- 証に同じ。
| [証]俗に、借りて證の意に用いる。教育漢字はこれによる。
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証
| - セイ シャウ
- いさめる(諫)。
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